午前一時の憂鬱

ダブルバトル

【レギュD SVダブル】イダイトウのひみつ


はじめに

こんにちは、はじめましての方ははじめまして。ナツメグです。

今回はレギュD発表当初から1ヶ月使い続けたイダイトウについて紹介します。

単体考察や詳しい解説は苦手なので、構築の変遷をこれまで参加してきた大会と一緒に振り返ります。

構築ってこんな感じで完成します〜みたいなところを見てもらえると嬉しいです。


ちょうど夏休みの時期なのでこれが今年の自由研究ということで提出。よろしくお願いします。





大会

7/8 えるオフ


形式:オープンシートBO3
戦績:2-4


・パオカイから構築をスタート
→パオはゴツメが重いのでつらら,物理偏重のためヒスイヌメルゴン意識の聖剣
カイリューは精神力鉢巻が強いと聞いたのでそれ

・とりあえず新要素使いたくてペリイダイトウ
→バレル意識の両草テラス
→イトウはふいうち意識の身代わり採用,HP管理が楽になるしんぴのしずく

・おいかぜパやガチグマを強く見てタクンクマ
→最後にぶちこんだのであまりこだわりなし


感想
・物理偏重すぎ 流石に
・初手のペリイダイトウがガチクレセにクッソ強い
・タクン使ったことなさすぎてよくわからんかった タクンが使えないためクマも弱かった


ペリイダイトウに可能性を感じる
特に当時バカ流行りしていたガチクレセに強い*のに魅力を感じて煮詰めることに

*初手のクレセを雨てだすけウェーブタックルで飛ばしたり、ガチグマからの有効打が少なかったり


7/12 ぼさんないとSV3


形式:オープンシートBO3
戦績:3-0


・パオカイを何に変えたらいいかよくわかんなくて続投

・イダイトウをアプデ
→しんぴのしずくでも場持ちそんな変わらん+クレセリアへの打点を重視でいのちのたま
→アクジェでふいうち透かせることに気付いてみがわり→まもる

・スタンっぽい動きをしたくてゴリラウーラ適当に突っ込む


感想
・なんでまた物理6匹やねん
・ゴリラの猫の感触○ サポートが隣にいるとイダイトウを動かしやすい
・水ウーラの感触○ 雨+スカーフすいりゅうれんだでリーチも広い


ぼさなではガチクレセ系統と連戦し、構築単位で有利がとれていたため3-0
メタを綺麗に読むことができたが、裏で回しているとvsおいかぜが特に気になったため要改善


7/16 てるるんフェスティバル, 7/19 Neme Weekly REG D Tour #36


7/16 てるるんフェスティバル
形式:オープンシートBO3
戦績:予選5-1 ベスト32 (使用:クロ), 予選4-2 (使用:cona)

7/19 Neme Weekly REG D Tour #36
形式:予選オープンシートBO1,トナメオープンシートBO3
戦績:9-2 優勝


ぼさんないとでのイダイトウの活躍を見ていたconaからペリイダイトウを使いたいと話があり一緒に考えることに
ぼさんないとで強かったパーツをベースにハバタクカミ/イエッサン/グレンアルマを採用 まとまった形になった
すいません、一緒に考えることにとか言ったけど+αの要素は全部conaが考えました

てるフェスでクロが予選抜けベスト32、同構築を使用してJavier Valdés主催のNeme Weeklyで優勝しました。



以下でそれぞれ簡単に解説


めちゃくちゃ感触は良かったが、ペリッパートルネロスに対抗するのにどうしても無理がある*ことと、イエアルマが構築にいるのがキモすぎる(個人の感想です)ため別の形を模索することに

*ペリウーラvsトルネ眼鏡ハバカミみたいな初手になったときにどっちにテラ切るでしょうの択になってしょうもなかった


7/19 テラスクエア#19


形式:クローズドシートBO1
戦績:5-2 予選落ち


番外編

前述の大会でオープンシートを公開しており、本大会はクローズドだったためグレンアルマを弱点保険に変更してウーラで起動する形で奇襲を狙った

ペリウーラで見る範囲と役割がかぶっており、せっかくだから…と弱保起動選出をした試合は両方負けた
クッソ弱かったが、基本選出をした試合は全部勝ったため構築の評価としては耐え

くろたまさんにグレンアルマをもらったのでNNはくろンたルまです。


7/22 Nino FF#71


形式:予選オープンシートBO1
戦績:5-2 予選落ち


前述の通りイエアルマが構築にいるのがキモすぎ(個人の感想です)たため、同じくトリルを見る役割を持たせられると噂のゴリラサーフゴーを突っ込んでみた 他4匹はそのまま

ゴリランダー
・2作目の構築から舞い戻ってきた ねこだましととんぼがえりを用いた対面操作が強く、グラスフィールドでの回復がかゆいところに手が届く
・ウドハンの火力も素晴らしく、水テラスタルカイナなど他のポケモンでは手を出しにくいところに大きな打点を持てる

サーフゴー
・はじめて使った こいつつえ〜
・単体性能が高いのはいわずもがなだが、ゴリランダーとペリッパーの耐性面でのサポートがあることでより使いやすく感じた


7/23 The Wide League Worlds Rumble


形式:オープンシートBO3
戦績:5-0(drop)


調子が良かったので前の構築をマイナーチェンジして臨んだ
ペリッパーとサーフゴーを鋼テラスタルに変更し、それぞれ耐性と火力を補った形となる


JoeUX9やmarcofieroなど誰もが知っている海外の強者が集まった本大会
予選8戦中6-2以上でDay2に進めたが、5-0したところで仕事の都合上泣く泣くドロップ


余談だが、この大会は運営がガバガバすぎて「ラウンドごとにチェックインしなければいけないがチェックインボタンがどこにもない」「チェックインしなければ強制敗北」「オープンシート制なのに相手の構築がどこにもない」などのトラブルが頻発していた
その結果、1R終了時点で大会開始からなんと2時間以上が経過 あまりの杜撰さにドロップが頻発し、最終Rに向かう頃には参加者が半数近くまで減っていた
今まで参加した中でぶっちぎりで最悪の大会、まあ良い思い出です


8/2 ぼさんないと SV11


形式:オープンシートBO3
戦績:3-0


ここにきてガラッと変更
conaがてきおうりょくイダイトウを試したいということで持ってきた
改良して後にWCSにも持ち込むことになる


後発イダイトウのスイープ性能に目をつけた構築で、てるフェスで使用していた形に比べておいかぜミラーにも問題なく戦えるメンツ
前述の難点から一度はイダイトウを捨てたconaが特性が違うなりにイダイトウを再び持ってきたことに涙が止まらなかった

イダイトウをこの形に変えてから、メインウェポンがウェーブタックルからおはかまいりに変わったと感じる
役割としては一緒だがどちらもメインに据えることの出来るポテンシャルはこいつならでは

また、今までしんぴのしずく→いのちのたま→こだわりハチマキと火力を求めて持ち物が変わってきたが、ここで一旦いのちのたまに戻ることになる
てきおうりょくの補正が強く、おはかまいりがメインウェポンとなったことでHPが減りにくくなり*まもるのバリューが上がったためである

*雨てだすけウェーブタックルをクレセリアに打っていたときは反動でHPが半分以上なくなっていた 隣の返しで倒されるのでほぼいのちがけ


詳しくはconaの構築記事を見てください
cona5757.hatenablog.com



8/3 HIMMY BURNT GLIZZY TOUR #3 (50$ for 1st)


形式:予選オープンシートBO1,トナメオープンシートBO3
戦績:9-1 ベスト4


いろんな形のイダイトウを使ってみようと思い、ミササギさんとシャングリラさんが作成した構築をお借りした
オオニューラ+ニンフィアの初手性能や、ペリイダイトウの地力、耐久振りゴツメグイダイトウなど新しい発見が多く、使っていて楽しい構築だった


ただ、(そもそもランクマ向けに作られた構築なため当たり前だが、)どうしてもオープンシート下での動かしにくさも感じてしまった
本構築をディスる目的ではないが、クローズドとオープンの違いということで以下の感想を書いておく
ランドロス。クローズドではおそらく通るであろう鋼テラスタルを切りながら圧力をかける動きが、オープンシートでは択にしかならない
ペリッパー。おいかぜがないことが透けて見えることが大きなマイナス などなど


めちゃくちゃ良い構築なので興味があればぜひこちらの記事を読んで使ってみてください
note.com


8/7 ぼさんないと SV15


形式:オープンシートBO3
戦績:3-0


conaが最終的にWCSに持ち込んだものとほぼ同じ形

詳しくはconaの構築記事を読んでください(再掲)
cona5757.hatenablog.com


おわりに


通算戦績:53-14 勝率79%


イダイトウ、最初はほんとに強い〜?って感じだったけど、雨ウェーブタックルや終盤のおはかまいりの火力にいつのまにかやみつきになってました。
勝てた要因としてイダイトウのスペックももちろんありますが、初期に流行ったガチクレセに有利がついていたことや、そもそもイダイトウの強さがあまり認知されていなかったことがあるかなと思います。


これを読んだ方がイダイトウを使ってみたいと思ってもらえたらうれしいです。


ちなみにイダイトウに興味を持った方はぜひNoFaceくんの構築記事も読んでみてください。
構築の中身まで詳細に書いてある上、イダイトウの強みの捉え方が自分とは違うのでそれもまた面白いと思います。

nofacenoface.hatenablog.com



何か質問等あればナツメグまで。



ありがとうございました。











大会に参加して、バチバチにシバきあう楽しさを知ってしまったので継続していきたい。
来年はJCS出場。