はじめに
こんにちは、はじめましての方ははじめまして。ナツメグです。
剣盾ダブル シーズン21でアカザ(@akaza0727),くろたま(@bale_tottenham)の二人と考察していた構築を紹介します。
環境の変化により最終盤では勝てなくなってしまった構築ですが、終盤までは良い戦績を残していたので記念に残します。
戦績
アカザ: 最高レート1966 シーズン終盤まで30位圏内キープ
くろたま: 最高レート1930くらい 瞬間2位
ナツメグ: 特になし
最終は全員爆死したため特にスクショとかはありませんし、信じていただかなくても構いません。
タイトルに瞬間順位と最高レート付けて強く見せちゃってすいません...
ていうかなんでおれが記事書いてるんだ
構築経緯
8月からダイマックスなし+禁止伝説1匹という新ルールがはじまり、環境初期に3人がそれぞれ別の理由でパルキアを使用していました。
アカザ: なんか強そう
くろたま: カイオーガのしおふきで何もできずボコボコにされた ゆるせない
ナツメグ: 日本であんまり知られてない海外勢の構築パクりたい
話しているうちに、自分が使っているパルキア構築を原型とするのが強そうとなり3人で回しながら練ることに。
ちなみに原型はこちら。高い勝率を残しているにも関わらず、Victory Road等のサイトでリザルトが載せられている訳ではなく認知度は低かったように思います。
Time to public this team, hope can help with Palkia team’s ideas. Palkia’s spread I used from ultra series till now, it guarantees you live timid xern Moonblast and some other strong moves. Paste: https://t.co/GynKrkh5QN Irrelevantly to this tweet, love you @ValentineVGC_ 😍 https://t.co/PqprQWvocn pic.twitter.com/99tlF4aPEP
— Bingjie W (@aotobj98) 2021年8月2日
1.とりあえずガオガエン
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元構築を回していてまず疑問に感じたのがエンテイの枠です。
ザシアンに対してタイプ上非常に有利で、テレパシーパルキアの隣でじならしを使いS操作を行えるなど器用なポケモンでしたが、じならしでS操作を行うよりトリックルームで展開していくプランのほうが強い場合が多かったため、別の枠を模索することにしました。
トリックルームを展開するかつほのおタイプというとすぐにあのポケモンが思いつきますね。ガオガエンです。
ご存知の通り、特性いかくとねこだましにより安定してトリックルームを貼ったり、サイクルを回しやすくしたりすることができます。
2.うつしかがみの使用
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霊獣ランドロスは特性いかくと地面タイプの打点で対ザシアン/ガオガエンを担っていた枠でしたが、メインウェポンであるじしんの扱いづらさによりいまいち活躍できていませんでした。
パッと見はテレパシーパルキアとシナジーがあるように思えるのですが、隣にパルキアでなく他のポケモンがいる場合が多いことや、味方のゴリランダーのグラスフィールドで威力が半減してしまうことが原因です。
また、特性いかく持ちが先述のガオガエンと合わせて2匹いることで、当時ザシアンの隣に多く存在していたミロカロスやガラルサンダーなどのポケモンに対して選出が窮屈になりがちでした。
そこでまず、この枠をいのちのたまを持ち耐久に厚く降った化身ランドロスに変更しました。
特性のいかくはつかえないものの、単体技であるだいちのちからで隣のポケモンやフィールドに左右されずコンスタントに打点を出していけることと、耐久に厚く降ることで安定した動きができることが強みです。
3.バクアキツすぎ問題
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上記2匹の変更によりしばらくは快適にランクマッチを潜っていましたが、三犬をはじめとした陰湿ポケ勢たちのバークアウトがキツすぎる問題が発生しました。
<ガオ-
猫もしくは指+パルキアで安全にトリックルームを貼れたとしても、とくこうが1段階下がった状態では容易に受けられてしまい、トリルを枯らされてしまう事態が頻発しました。
そもそも三犬やブラッキーに至ってはねこだましすら通用せず、めちゃくちゃキツいです。
ここでくろたまに電流走る
耐久に厚く降り、素早さを落としたガラルサンダーが強そう。
ガラルサンダーは、キツかったバークアウトに対してリスクを与える特性まけんきと、採用率の高いガオガエンやゴリランダーに対してタイプ一致技のインファイトとブレイブバードで確定1発をとれる火力を併せ持っています。
また、当時有名実況者の動画でスカーフ型が紹介されていたこともあり、型の誤認も狙えました。
大まかに変更したのは上記3点で、あとは細かい努力値の配分を変更して構築が完成しました。
個体の詳細については次項で説明しますが、アカザ/くろたま/ナツメグ全員がそれぞれ違う努力値降りで使用していました。
構築紹介
パルキア
持ち物 : しらたま
特性 : プレッシャー
性格 : れいせい
実数値 : 193-*-140-204-140-95(S0)
努力値 : 220-0-156-124-0-8
技構成 : ハイドロポンプ/あくうせつだん/トリックルーム/まもる
・本当にめちゃくちゃ技を外すかわいいやつ
・A222ザシアンのじゃれつく確定耐え、A177コジョンドのインファイト+C217黒バドレックスのいのちのたまアストラルビットを良い感じの乱数耐え
・Sに8降っているのは後述するゴリランダーと同速を避けるため 個体値厳選できるならしたほうがいい
・とくせいのプレッシャー/テレパシーは初手のS判定に使えると見るかSバレをリスクと取るかで選択
・Sラインは無振りの120やSV下降補正の108での採用も◎
ツンデツンデ
持ち物 : しろいハーブ
特性 : ビーストブースト
性格 : さみしがり
実数値 : 168-201-201-*-122-18(B17,S0)
努力値 : 252-252-0-0-4-0
技構成 : いわなだれ/ジャイロボール/みがわり/トリックルーム
・ビーストブーストでAが上がる個体
・みがわりの枠はワイドガードやまもる、サイドチェンジ等と選択かと思うがこの構築ではモロバレルが重めなためみがわり採用
・今回は後述のガラルサンダーに持たせているが、ぼうじんゴーグルも強い
ガオガエン
持ち物 : オボンのみ
特性 : いかく
性格 : いじっぱり
実数値 : 202-176-118-90-110-80
努力値 : 252-196-60-0-0-0
技構成 : フレアドライブ/じごくづき/すてゼリフ/ねこだまし
・トリル下で遅延されることを嫌いAに厚く降った個体を使用
・中盤から増えたドラパルトなどに対してじごくづきで確定1発とれるのは大きい
・もともとはとんぼがえりを採用していたが、ザシアンに対してより強くなるすてゼリフに変更
・アカザとくろたまは耐久に厚いの使ってたかも 知らんけど
ゴリランダー
持ち物 : とつげきチョッキ
特性 : グラスフィールド
性格 : ゆうかん
実数値 : 207-187-110-*-98-94
努力値 : 252-196-0-0-60-0
技構成 : グラススライダー/ウッドハンマー/とんぼがえり/ねこだまし
・アマージョを採用している構築が多いため、グラススライダーとウッドハンマーは両立したい
・Sを落とすことでイエッサン♀やカプ・レヒレ入りの構築に対して初手投げが安定
選出
おわりに
最終盤ではゼルネアスの増加やザシアンのじゃれつく所持率増加、カイオーガ構築のナットレイ採用率増加などの環境の変化により勝つことが難しくなってしまいました。
特にいじっぱりAぶっぱの不届きザシアンには怒りで体が爆発しそうでした。
また、パルキアのメインウェポンが両方とも命中不安定のため、ガオガエンにハイドロポンプを外したときなんかはこれになっていました。
しかし、初のダイマなしルールで3人とも1ヶ月触り続けた構築ということで、非常に愛着が湧いていたため代表して記事を書かせていただきました。
環境が回るうちにまたこの構築で勝てるタイミングも来るかと思うので、その時はぜひ試してみてください!
レンタルコード : 0000-0008-56FX-N8
また、最後に一緒に構築を回していた二人からのコメントをどうぞ。
アカザ : 行動を読んでも技が当たらないのであまりおすすめしません。
くろたま : 二度と使わない。
もし質問等あればナツメグまで。リプライでもDMでも大丈夫です。
また、YouTubeで不定期に配信もしているのでぜひこちらもよろしくお願いします。
また、同時上映のこちらの記事も良ければ御覧ください。パルツンデで戦えないと分かってからの思考を書いております。
𝑺𝒑𝒆𝒄𝒊𝒂𝒍 𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌𝒔
・構築を考える上でたくさんアイデアを出してくれたアカザ(@akaza0727)
・遅いガラルサンダーというキモに気づいてくれたくろたま(@bale_tottenham)
・色パルキアと色ツンデをツモってくれた魔剤の戦士さん(@gagaga_yu_gi_oh)